相性を知れば、人間関係の悩みが消える⁉︎
相性も運も引き寄せる! すごいオリエンタル占星術
あのゲッターズ飯田さんが唯一尊敬する占い師としてテレビで紹介されたのが、水晶玉子先生です。
東洋西洋の枠を越えて数々の占術を研究し、FRaUで18年間絶大な人気を得たのが水晶先生のオリエンタル占星術。
往時のFRaUのオリエンタル占星術特集号はいつも完売、社内には運勢カレンダーを持ち歩くファンが何人もいました。
その真骨頂とも言える「27宿(しゅく)の性格と相性」に的を絞った本です。
私がこの占いを知ったきっかけは、当時の部署の編集長が、オリエンタル占星術を元に部下の性格や自分との相性を調べていたこと。
最初はただのお遊びかと思いましたが、「これはたかが占いと侮れないよ〜」と上司はかなり本気モード。
その本を見せてもらうと、同僚たちの性格は、老若男女問わず、短所も長所もズバリと本質を突いていました。
私の胃宿の基本性格は、「欲しいものは絶対手に入れる影の実力者だが、権力に逆らう謀反の星を持つ」というもの。
胸にグサリとくるけど思い当たるキーワードがいくつもあり、
「頑固だけどロマンチスト」のような、誰にも当てはまりそうな無難な回答とは180度違うことに衝撃を受けました。
その本を借り、手当たり次第に友人知人を調べたところ、人の内面までえぐるような鋭い指摘に舌を巻いたのです。
元々スピっぽいものは嫌いじゃなかったけど、こんなにハマったのは人生初!
でもその黒いカバーの単行本は、教えてくれた編集長が実用書の編集部にいた10年以上前に作ったもので、すでに絶版。
FRaUからオリエンタル占星術を網羅した新刊も出ていましたが、情報が多すぎて気楽に読めないという印象でした。
さらに当時は占いが下火で、オリエンタル占星術も影が薄くなっていましたが、こんなに当たるのにもったいない!
私はこの占いで一番活用できるのは性格と相性診断だと思っていたので、「人間関係のトリセツ」となる本を企画。
こなれたソフトな表現ではなく、旧版にあった水晶先生の鮮烈でストレートな言葉を残したいと強く思いました。
この本では、既刊ではほとんど触れられていない、「相性の悪い人ともうまく付き合う方法」まで踏み込んでいます。
相性が最悪でも、友人知人ならともかく家族や仕事相手とは絶縁できません。
相手の地雷を避けて、なるべく良好に付き合うコツは必見です。
その後、オリエンタル占星術の年度版がヒットし、おかげさまで書籍も4刷!占いブームの今なら、もっと売れたかも。
仕事や友人関係を円滑にしたいと悩んでいる方には、ぜひ参考にしていただきたい1冊です。